たまに通るとすれば車、人が歩くことは少なく、それでもレスターには何かが見えるのか、
ここに来れば神経質になり道路を監視している。
行動範囲も広くなり、3歳を超えてマーキングも活発になったように思う。
今朝も、道路に出て隣との境界までの南北にきっちりマーキングした朝の散歩。
16日に刈った道端と法面半分の残りを今日は刈ろうと考えながらレスターの後を歩く。
ビフォアーの写真にちょうど良い。車庫はすでに草に飲み込まれ出している。
柿の木も電線に干渉しそうで気になるが昨夜の雨で滑りやすくなっているので断念した。
コナラの木の横から、
高く伸びた草でガレージは見えない。
さらに北側は草だけでなく木々もメンテナンスされていないので敷地は全く見えない。
ここを綺麗にするにはかなりの時間が’かかりそうだ。
庭に戻り、花梨の木も確認した。
葉もかなり落ちてはきたが、花梨は緑色のままで収穫に時間が必要なよう。
実の重みでポンプ小屋の扉まで垂れ下がっている。一つ、二つと最初に実を見つけた頃が懐かしい。
これを花梨酒にすると結構な量になる、蜂蜜も大量に入りそうだけど作っても喜んでくれる人がいるのだろうか・・・?
助っ人ドンキーが来るまでの間に南側の木を切ることにした。
いつものことで何処を切ったかなんて判らない。倒す方向と長さの目測違いで、あわや土間のガラスを直撃して割るところだった。
人の感覚は曖昧だ。
近づいてきたレスターも大きな木が倒れて来るのを見て怖がってた。
薪ように取れるところ切り、あとは処分する。
切った木の前は、この前刈ったばかりなのに既に草で囲われている。別に自然と闘うつもりでは無いし、彼らも少しづつ成長し続け、僕も少しづつ作業を続ける。庭の手入れができる間は楽しませてくれ、どうせ朽ち果てるのは僕の方が先だ。
22日にやり切れなかった池のアオキも切った。
池の周りもすっきりとしたが、合歓の木も一部枯れているし笹はまだ取り切れていない。
アオキを切っている間、
気づくとレスターは居眠りしていた。
いつもはコンクリートや草の上で寝るレスターがコットで寝ている。篠山の気温は下がり昼間でも涼しく、地べたが冷たく感じるのだろう。
ドンキーは草刈りを、僕は木の始末を進め、
雨が降ったり止んだりのなか作業は4時まで続けた。
本来、レスターの遊び場の庭が木や草でいっぱいになった。このところ慣れたせいかやることも大胆になり量が半端ない。
レスターにとっては、小さな枝や竹の切れ端もおもちゃだ。同じように見えるのに自分のお気に入りを選んで持って行く。
月曜からは晴れの日が続くので乾燥させて一気に燃やしてしまおう。
片付けの前に、
刈り終えた道路からの景色
桜も少し元気にはなっているけど、不要な枝をもう少し切り落とす。
渋柿しか無いと思っていたが、ドンキーが一つ齧って見たら小さな柿は甘かった。少しだけ採り母への土産にした。
ここからは車庫の一部しか見えなかったのに、こんなに綺麗になりあっぱれ。渋柿の木にもこれなら脚立をかけることができそうです。
柿の木とコナラ、奥は手付かず、その横には自由犬レスター。
ここまで綺麗になると開放的すぎです。
今までは草に覆われて敷地の一部しか見えていなかったですが、ある意味何処からでも降りてこれるし登れてしまう。
これで、リードしていないと心配な人はここには来れなくなってしまいました。
僕は、ここから見る景色も好きになった。
1日かけてやったことを写真を見て思い出しながら文字にする。写真で見るとこんなに小さく見えてしまうことが、とても重たかったり、硬かったり、高かったり、と腕に残る張りを感じながら、次は何をしようかと考える時間も愉しい。