2020.12.8
朝5時半に起き、時間はあっという間に過ぎる。
窓越しにガラス戸を閉めたまま撮った朝。
火曜日、燃えるゴミの日。篠山で燃えるゴミを出すのは今日で3回目。いつもゴミ類は車に積んで持ち帰る。
北側に集めた柿を少し袋に入れて一緒に出した。ゴミを捨てに行くのも車が必要で歩ける距離にゴミステーションは無い。
さっと朝食を済ませて、朝の庭を探索して見る。
サザンカの横の木は何の木だったか忘れてしまった。常緑樹よりも落葉樹の方が風情がある。
春に少し剪定をしたが、この木も大きくなっているので強めの剪定をしようと思う。
後ろから見た写真。右に伸びる長い枝はその右の木を切ってからどうするか考える。
少しづつ明るくなって行く。
まだ、紅葉し葉が残るいろはもみじ。
奥正面の山からうちの大木の上にかぶる木を切りたい。下は太く3つに分かれていて被さる幹は高い位置にある。
チェーンソーでは届かず危険な位置。しかも斜面を登らなくてはならないので誰かが来た時にヘルプを頼もう。
その先、川を横切る倒木。こちらは敷地外なのでワイルド感があってよしとできる。
昨日、枝を落とした木。これも今日切ろうかと思っている。左の切ったまま置かれた木々はなんと汚い。
今日の夕方にはこの風景がどう変わっているのか、
朝は静かにクラシックを聴きながら、これからの作業を想像している。
音楽とは裏腹に今日も木こりの始まり。静かな山にチェーンソーのエンジン音が響き渡る。
落葉樹に日があたり映えるように、
前の木を切った。これも上手に倒すことができた。絶妙な位置です。
木を切っていると県の土木課の人が川を見に来てくれた。
結論から言うと工事をしてくれるそうだ。多分、予算の関係であろうが3月まではできないらしく4月には工事が開始されると言うことになり良かった。
職員さんが帰ったらすぐに作業の開始。横からの写真です。左右と前にも木がある間を狙って倒した。
この落葉樹も剪定をした。樹形が乱れていると思う枝は切ったが上の方はとどかない。
剪定をしていると次はハリマ興産さんが来てくれた。薪ストーブと煙突のメンテナンス。
梯子を使って屋根に登っていた。これを見て登れることがわかった。
外壁の塗装も自分でしようかと思う。
メンテナンス中に話を聞くとこの四角い煙突は今ではなかなか無いそうです。
何年放っていたのか分かりませんが随分と煤が溜まっていたようです。
二人で来られ一人は煙突、一人は薪ストーブを見てくれました。
残念なことにやはりトッププレートを止めているイモネジは外れなかった。
潰してタップを切り直すしか方法は無いのですがプレートの真ん中の丸い部分は外すことができたのでここから掃除をすれば無理にトッププレートを外さなくて良いと説明してもらった。ガスケットも上から押さえられ前の扉のように開け閉めをすることが無いので痛まないと聞いた。
フロントドア、ガラスのガスケットは交換してもらい、綺麗に掃除と塗装もしてくれました。
これで安心して薪ストーブが使えるようになります。念願の点火はレスターとママが来た時にしようと思う。
午後からも引き続き南側の掃除をして、
倒した木を薪用に切断。
竹も2400に揃えて切っていると隣のおじさんが散歩がてらに遊びに来てくれた。
会って直ぐに、
”良くなったね〜、やっぱりこうして日が当たらないとダメだよね。一生懸命やってるから覗きに来たらすごく良くなった。”
と、言ってくれた。正直とても嬉しかった。
杉の木は、枝を下から切らずに残して登り上から順に下へ降りながら切ればいいと教えてもらったのですが、
「お父さん、木に登るの?命綱は?」と尋ねたらゆらゆらするとこまで登ったら面白いよとの返事だった。昭和14年生まれ、今年80歳で僕の父より一つ上で命綱なしであの高い木に登り枝をノコギリで落とすなんて想像できない。
時々、声を掛け合ってちょっと若いのが来て話をするのも好きだからお父さんも喜んでくれている。
さてさて、作業に戻り、
昨日の写真と比べたらかなり変わった。
さらに木の切り端とか捨ててある木をほとんど全てどかし燃やした。これで草刈り機を使えそうです。
量がハンパないのと移動させるのが面倒なので2箇所で燃やした。
この作業だけで夕方の4時半までかかり夕暮れが近い。
今日切った必要の無いものは全て燃やして掃除して、最後に薪割りして一日を終えた。
昼にパスタを食べただけ、ほんの30分ほど休憩して後は一日中作業した。斧をふる時は「おりゃ〜」と無意識に声が出るが、
はぁはぁと言いながらも不思議と疲れを感じない。
握力も筋力も、体力も格段に増している自分の体が不思議に思えるほど。
今日は多分キビタキであろう野鳥が挨拶しに来てくれた、とても贅沢な一日だった。