先週の土曜日(27日)から、高知県経由の愛南町中泊へ前回のリベンジのつもりで釣行した。
途中、事故で通行止めがあり下道から徳島道を経由して高知県黒潮町まで、約束していた午後3時ごろに到着。
またまたドンキー家にお世話になり、
早速、夕食をいただき乾杯。
日曜日は午後からの出船ですが、少し早めに出発して中泊に向かった。
日曜日と言うのに駐車場の混雑もなく、
前回は人がたくさん並んでいた防波堤で釣りをする人も一人だけという大阪や神戸では信じられないほど静かな漁港。渡船の船も午後からの迎えまで休憩中といったところだった。
前回は朝からだったので行けなかった防波堤から中泊の様子を撮影して見た。
釣りビジョンで見る景色だ。
防波堤から見た海。
天気は快晴で風もなく穏やかな水面。
それでいて防波堤に釣り人がいないことが少し不安になった。
海中を覗き込むと熱帯魚のような綺麗な魚がたくさんいる。
ゴミだまりで40センチぐらいのグレを見つけたり、
アオリイカ(高知の人は藻イカと言うそうです)の子供の群れを発見。
エギは持っていたけどリーダーが太いのと10センチぐらいのイカなのでキャストすることなく見学だけした。
午後1時半
いよいよ出港。
今回はどうやら沖の深場から探ってみるようなので、
新しく購入したロッドを握りしめてワクワクだった。
船頭のいいよの声でジグを落とす。
水深を聞くと80メートルぐらいとのことだが、リールの表示では45メートルぐらいで着底する。潮は小潮で早くないように思えたが船が動くので上手く底を取れない。
何度かジグを落とすが着底付近でまた船が動く。それでも我慢しながらジグを落としたがリズムが合わず意気消沈。
船頭さんに食わんねと言われたが、
心の中ではこれだけ船を動かされてしまうと釣りにならないと思っていた。
それから、島周りで根魚狙いに変更となったが、
あまりテンションも上がらず試してみたかったこともできないまま、
結局、この日は2匹しか釣れずに日没を迎えた。
高知に戻ったのは午後8時過ぎ。
食事をいただき明日のためにすぐに床についた。
月曜日
午前4時に起きて中泊へ向かう。
二日目は午前6時45分の出港だ。
昨日同様に沖から狙うようだが、予想通り釣りにならなかった。
沖合で船頭さんの友人と思われる人と遭遇し魚礁でカンパチを釣ったとの情報。ただ船頭さんはその魚礁を知らないのでぐるぐると船を動かす。
友人の方が浮いているところを見つけて近寄り反応があるかとかの情報交換をしていて、「いいよ」と言われても魚探に釘付けでジグを落としても昨日と同じで船が動く、
釣りどころか根がかりしてジグはロストするし、とうとうお父さんにこれでは釣りができないですよと言ってしまった。
お父さんも修理したはずの電動リールが故障してスピニングリールで慣れないジギング、しかも着底した頃には船が動き自力でラインを巻き上げないといけない作業にイライラ全開だったように思えた。
船中も会話も少なく、自然相手だから思うようには行かないと慰め合うような会話も・・・。
何とか、根魚を4匹取ったが、
フラストレーションが溜まるばかりなので予定を切り上げて早々に帰港した。
サイズも落ち、魚を探すことのできない状況ではこれが精一杯の釣りだった。
バスボートとは違い操船しながらの釣りは決して容易いものでは無いことはわかっていても、
釣れたや、釣れることよりも、自分で魚を探し、自分のゲームを満足したい僕はやはりマイボートが欲しいと改めて思う釣行になった。
今回もお世話になったドンキーのお父さんとお母さんには大変感謝しています。
こっちではなかなか食べれないアユがとても美味しくて今回の一番の思い出になりました。
火曜日の朝に高知県黒潮町を出発して400キロ、
帰るといつものように大喜びのレスターと抱擁して、
魚を捌き、夜は煮付けを食べて今回の〆となった。
さて、次は何をしようかな・・・。