先日書いたブログで少し触れた、
マイボートの話。
訪問してから約1ヶ月で届いた見積もり書を片手に日曜日はボートの商談と物件探しの予定。
写真は決まるまで公開しないでおこうと前に撮ったもの。
展示艇の3兄弟。
左から、
FX27Z, EX28C, ZD32G6
当初からヤンマーのフィッシングボートと決めていて、
希望のFX27Zが展示されていたので大興奮して見ていると、マリーナの社長が声をかけてくれて、詳しく説明を聞くことにした。
無論、大きければ大きいほど海上で安定しているのは分かるが実物を陸で見ると1フィートしか変わらないEX28Cはかなり大きく高額に思えた。
ただ、サイズも違うが最大の違いはEX28Cはシャフト船であること。
詳しく聞くと、FX27Zの内外機や船外機よりも舵が取りにくいがスピードは出るそうです。
船外機付きのボートしか乗ったことが無いのでシャフト船と聞いてもピンとこなかった。
エンジンはディーゼルの250馬力。
実際にキャビン内も見せてもらいボートの上に立った。
日曜日。
今回もレスター連れて西へ。 途中で休憩した道の駅の展望台より見た景色。
ボートに乗って海に出るのは釣りをしたいと言うことになるが、
やはり綺麗な景色の中で浮いていたいと言う思いも強い。
ほぼ同じ場所から撮った写真。
上は、iPhone12PROで下はLEICA M-P/Summicron 35mm
iPhoneの写真の方が美しく見えるが、
ライカの写真は自分の目で見た景色と同じ。どちらの写真が記録じゃなく記憶に残るのだろう。
下記は間違いなく桜だと思うのですが、
寒桜だろうか?
風の強い展望台で見つけた温かさを感じる花。
ボートを見る前に予めピックアップしていた土地を数カ所訪問した。
地震や津波と命に関わる懸念材料はあるが、できれば海の見えるところに家を持ちたいと思うのだが、そう簡単にはこれだと思えるような物件に巡り合うことはできないですね。
犬連れ可能なカフェでランチをとり、レスターと綺麗な浜辺を散歩して、
残り二箇所の土地を見て、
ライカで写真を途中で撮った後にボート屋さんへ向かった。
事務所で商談をしてから、
先日も見せてもらったボートを見ながら説明を聞く。
下はまだ発売されていないスラスター。
ボートショーの頃には正式に発売されるオプションらしいが、
価格を聞いて驚いた。
なので、僕は標準オプションのスラスターをツインで付けてもらうことにした。
価格は未発売のスラスターの4分の1だけど、それでもこの工場オプションだけで軽四1台ぐらい買えてしまうから恐ろしい。
なんだかんだと話に熱中して気づいたら夕刻。
帰り道に「日本一のだがし売場」へ寄って正月用にお菓子を買い込んで帰路についた。
自分でも狂っていると思ってしまう買い物です。
でも、最近は若く元気な人たちと話す機会よりも年配の人と話す機会も多くなったが、年齢に関係なくアクティビティを感じることが少ない。
気持ちはあっても体力が・・・って、言うような話になることも少なくなく、年のことを思えば、自分も引き算を考えなくてはならない年齢になってきたと思うことも多い。
両親は何とか元気に居てくれてはいるけど、レスターも来年で5歳になる。この世に生を受けた全ての生き物に特別は無く、いつか別れの時が訪れる。
少し前に、父親に「釣り行けるか?」と聞いてみたら、「行けるわ」と答えが返ってきたことを覚えている。もう何年も前に一緒に釣りに行って船酔いしたり、フェンスを乗りこえれず転ろんだのに・・・、 きっとボートを買ったと言うとアホかと言われるのだろうけど、綺麗な海に連れて行ってやりたい。
暮らし方や考え方は人それぞれだけど、自分自身の人生も一度きりで進んでいくのみ、時間は戻らない。
そう言う意味でも、さっき書いた海の近くに家を持つことは、近年の気候変化のリスクを最大に受ける可能性があるが、
変な話、ノイジーでまだ暗いうちと言うのにバスやトラックの排気ガスに嫌な思いをしながら歩く散歩を続けるよりも、好きな場所で好きなことをして、もし命を落とすことがあったとしても、その方が限られた時間を幸せに生きたのでは無いかと思える、これは、本当に自分の我儘な考え方であり、他人に向けた言葉では決してない。あくまでも自分のことである。
そして、今できることを今やることに尽きると常に思う。
通常納期が3年ほどかかる。今の僕は3年も先のことを仕事も遊びも、体力も気力も約束できるほど強くはない。
今ならできることも、1年先であったとしてもやれると言い切ることはできない。
だからこそ、今、
やりたいことをやり、この手で、この足で、フルスロットルで駆け抜けたい。