楽しい事とトラブルと8月2日、3日は多すぎてどこから書けばと思いますが、
とりあえず時系列で残すことにします。
8月2日
前から約束していたドンキーと釣りをするために早朝より牛窓に向けて出発した。
ドンキーがこの日の為に購入した新品のロッドとリール、
少し海がわかって来たので他には無駄遣いをさせずに少量のタイラバとヘッドを薦めて小さなケースに収めニシナマリンから10時頃に出港です。
天気も良く、この日は小豆島の東へ行くことを海図を見て決めていたので迷うことなくバウを向けました。
およそ40分ぐらいでポイントへ到着。ポイントと言っても初場所なので何処に魚がいるのかいないのかはいつものようにわかりません。
リールは巻けても何もわからないドンキーにレクチャーしようとちょい投げキャストをした瞬間にラインが引っかかっていたようでタイラバだけが海へと投げ出された。OMG!
とりあえず1投目は真下に落としてラインを確認するかラインを濡らす必要があることを覚えた(笑)
実践できないので口頭で説明し、自分はノットを組むので適当にやっといてと・・・、何がレクチャーなんだと自分でも笑えた。
背中越しに「キマシタ」って声が、
え? なんでやねん! そんなまさか・・・
止めずに巻いといてと伝え、素直に「ワカリマシタ」で、ここからやりとり、
僕:ライン何メートル出てる?
ドンキー:44メートルです。
僕:そのまま慌てず巻け巻け。
ドンキー:ワカリマシタ
僕:後何メートル?
ドンキー:44メートルです。
僕:え?まだそんなに・・・
僕:ドラグのジージーが続いてるのでノット組むのをあきらめ横に行ってみるとライン巻けてない。
ハンドルを止めずに横からドラグに手を伸ばして少しづつ締めて
ドンキー:巻けました
僕:見てるからわかるわ!
そんな会話をしながら、
ドンキー:あと、もう少しです・・・
おーでかい!とか、
文字に起こすとドタバタで長いように感じるけど、
見えた魚は綺麗で立派な鯛だった!
メジャーあてなくても、この満面の笑みで伝わると思います。
初めてボートで釣りして、ってか、釣りもほとんどしたことないのに、
もってるな〜!
奇跡かまぐれか、ビギナーズラックとはこの事か?!
釣り競うなんて考えていないので本当にめでたいです。
無論、ヒットポイントはマークして、ドンキーは再チャレンジ、僕はノットを組んでようやくスタートです。
ヒットしたのが水深32メートルぐらいだったので魚探をかけながら移動して30メートル近辺を探りながら移動を繰り返し僕にも鯛がヒットした。
でも、かなり小さめやんか・・・、それでも釣れたからめでたい。
水深は同じく32メートル。
iPhoneの旧型だとこんなに写真が汚いとは・・・。ドンキー写真下手すぎw
エアー抜きが無いので直ぐに絞めて、
もう一箇所、探っておきたかった場所があるので少し移動して、
ここでヒットしたのは良型でした。
これは自分のiPhoneで撮ってもらいましたw
ピンスポットなんてのは分かるはずもないのですが、
海図で調べて気になるところをチェックして、魚探見ながら魚がヒットしてくれるのはとても嬉しい。
海と湖や池とフィールドは違ってもバス釣りの考え方と経験が生きているように思える。
今日もボウズなし!
2時間ほど釣りをして、置きっぱなしの刈った草を捨てに行きたいので早上がりした。
家に戻って、隣の人に軽トラを借り、「クリーンセンターかもめ」へ行った。受付の女性も親切で、やっぱり田舎(牛窓は牛窓町)はいいなと思いながら、
青い空を見上げ、
積んできた草をビニール袋(150L)9袋から出して捨てないといけないので、
一人では暑さもあって大変です。頼もしい相棒がどこへでも手伝いにきてくれるので感謝。
借りた軽トラの荷台も箒で掃除してから家に戻った。
釣りしてるのに仕事の話かと言われそうですが、仕事の話はしませんが、釣りの話は僕には仕事のことと重なっています。
だから、釣りしてる時もドンキーには釣りを教えてるような話ですが、深くは仕事の話なんです。
仕事に限らず、人の考えると言う考え方は仕事も遊びも変わりなく、まさに哲学だと思う。
だから、彼は、常に僕のやることを見て考えています。
ボートに乗る時、何から始めているのか? 何を見ているのか? マリーナに戻っても同じこと、
間違ったことをしたら必ず叱りますが、次からは言わなくても大体のことは先回りしてやってくれます。
付き合わさせられて面倒と思ってるかは、今は無いと思う。
だから、共に時間を使うと相棒になります。
車を乗り換えスーパーまで買い出しへ行き、
野郎二人では料理する気力も無いので惣菜コーナーで適当に、
それから鯛を捌いて、
ドンキーのお父さんと電話で話をして、
僕は疲れ切って酎ハイ1本だけ、その後ドンキーは寝つくまで何本飲みはったのか知りませんが、
明日も5時半には出かけるでぇ〜、とプレッシャーだけかけて爆睡した。
8月3日
僕は2時半には起きていた。
あまりに早すぎるので4時まで我慢して、1階で寝てるドンキーを可哀想に起こしに。
いつも4時間も寝たら目が覚めるので朝から元気です。
マリーナまでは秒で行けるのでパンとコーヒーだけ飲んで出港。
綺麗な朝日を見ながらビデオも撮ったり、眠そうな顔してる、やっぱりお父さんそっくりやわ。
昨日のポイントに入る前に少し手前から探ることにしたがベイトは多いのに無反応。
穏やかな一日が始まったと思っていたのですが。
昨日釣れたところよりも北側の水深が少し浅い25メートルにベイトのかたまりを見つけタイラバ落とすと即反応して、
可愛いのが釣れたけど、今日もボウズ無しと思いながらリリースした。
それからバイトはあるのにのらなかったり、バラしたりと続き、僕はそこそこ楽しんでいましたが、
ドンキーくんはお疲れなのかあたりも無いと言ってました。やっぱりビギナーズラックやったのかな。
何とか1枚をキャッチして、
同じラインを流しながら、バラすバラすの連続で、お昼には上がる予定だったから12時にマリーナへ向けて戻ろうとしたのですが、
小豆島の北に出るなり、白波が見えてちょっとヤバいかなとボートを走らせると、
いやいや、とんでもなく怖い。
釣りをしていたのは小豆島沖で風裏になっていたようで気づかなかったのが本当に悪い。
ライジャケは付けていますが、本気でドンキーに救命胴衣を着るように言おうかと思うぐらい、横波に襲われると転覆するのじゃ無いかと大袈裟ですが覚悟したというか諦めたと言うか、波あたりを気にしながら前に進むしかない状況になり、
本当は早く北側へ横断したいのですが、バウを北に向けると横波にぶつかるので斜めにしか走らせることができない時間が長く続き、最後の黄島と黒島の間を抜けるのも怖かった。
自分でも後から見ると大したようには見えない動画ですが、
Youtubeに二日間をまとめてみました。
本来なら、ドンキーも釣れたし、波が出て怖かったですが無事に帰港でき、これも経験だと書いて終われるはずだったのですが、ここからの帰り道であり得ないトラブルがあった。
山陽道から中国道上り西宮北ICを過ぎたところ、
追越車線走行中、オービスがあるのは知っているので手前で少しアクセルを緩めた瞬間に右前方からパーンと言う大きな音がした。
道路に何か落ちていたようには見えなかったのですが、バーストしたのかと思い瞬時にハンドルを強く握ったが特に車が持っていかれるような感じに思えなく、アクセルを踏み込むとエンジンが吹かない。これは何かエンジントラブルかと後方にわかってもらうためにブレーキを2回踏み、360度安全を確認しながらハザードを点けて左へ寄って行った。
後もう少しで下り坂、その先にはパーキングがあることもわかっていたがスピードがどんどん下がっていくので路肩に停めることにした。
左カーブで阪神高速との合流手前、停車した位置の凹んだガードレールにはXの印と粉々になった車の部品が散乱していた。
夕方の5時過ぎ、西宮北から宝塚、池田までは慣れた道ではあるが交通量が多く事故も多い区間である。
路肩と言っても追突の危険はあるので車内からディーラー担当者へ連絡をした。
状況を説明するが、
返ってきた言葉は、
「今日はお店が休みなんです、JAF呼んでください」「それと僕は濃厚接触者なんで外出できません」
大丈夫ですか?とかお怪我は無いですか?などの言葉も一切なく、
本当に腹立たしかったが、電話でもめている時間は無駄なのでJAFに連絡。
2時間ほどで積車を向かわせますとのことで、助手席側から二人車外に出て発煙筒をつけた。
三角提示版は荷物が多く路肩で荷物の出し入れをするには危険と判断して出すことができなかった。
ここまで来るまでに姫路を過ぎたぐらいで大雨が降り雷も落ちていたので、
その雲がこちらに来ないことと、万が一にも停車中の車に突っ込んで来ないで欲しいと願っていた。
およそ、1時間半後に積車が到着。
丁寧な対応で、ドンキーは前へ僕はデリカの運転席に乗り込み家路に向かった。
車内からインスタライブをしたのはこの後のことでした。
明けた4日。
朝の面談を終えた11時すぎ、
スマホを見るが着信にはなっていない。
昨日の事で朝イチに連絡してくれるのだと期待していたが、
やはり、とんでもない車を販売する会社の営業マンに常識は通用しない。
かかって来ない電話は待てないので、濃厚接触者で動けない営業よりも店長に電話をしようとディーラーに電話をするも誰も出てこない。水木の連休なのかと思い、
元々、購入時に紹介をしてもらっていた○山氏の携帯に電話した。
今日はお店は休みですかと? 答えは「やっていますよ」「何かありましたか?」と、
昨日のことは報告されていないことを察した。 説明をして直ぐに折り返すと言われたが、
その後の電話で、
濃厚接触者君は店にレッカーで持ってきてくれると思っていたと言われたそうだ。
現場から電話しても対応する気もなく、店は休み、誰もいないことがわかっているディーラーへ、あの時間から車を運び、
そこからどうやって帰ってくれと思っていたんだろうか。
本当に我慢の限界だった。
店長から電話があっても、引き取りに来たいけど時間はわからない、
いつ来るかわからないのを家でじっと待ってろとでも言うのか?と、誰と話をしてもわけわからん対応に吐き気がする。
申し訳ないけど、
家に車は壊れた新車のデリカだけじゃない。 既に他の車で会社に来て仕事もこなしている。
代車の用意も積車の手配も何もなく、すいませんでは何個命があっても足らんし、たったの3800キロほどで壊れるような車をどのような責任を持って修理をするのか? 次は大丈夫だと約束できるのかとの問いにも答えることはできない三菱自動車。
今回は、自分で安全確認を取り大きな事故を起こすことなく無事に帰ることができましたが、
信用して命を預け運転している最中に突然また同じようなことがあれば次も事故なく生きているかはわかりません。
片道40分ほどの距離を2時間かけて白波の中を戻り、疲れていた僕を気遣って帰りは運転しますと言ってくれた相棒に、
ナビに出ない近道を通るから途中まで運転するわと、
パーキングに途中で止まるのが面倒だったので運転を変わらず自分がハンドルを握っていた。もし、どこで起きたかわからないこのトラブルに彼を運転手として巻き込んでいたら、もしそれで事故を起こしていたと考えると後悔しても仕切れないほど辛い気持ちになっただろう。
機械物、故障が100%無いことは言い切ることができない。自分も事故を起こさないと言い切ることもできません。
ですが、
車を持ち帰った後の報告では故障の原因はインタークーラーのホースが抜けたからだそうです。そのホースを繋げば車は走るそうです。
しかし、なぜそのホースが抜けたのかの原因はわからない。今後は抜けないと言う約束もできない。
ですが、いつどうなるかわからない車に命をかけて乗ってくれと言われても、次は、その次は、この命があるかわからないような賭けみたいな車に乗ることができるでしょうか?
あまりに酷い対応に、
今から横に乗るので西宮北から故障した場所までを同じ夕方5時過ぎに30キロで追い越し車線から路肩まで走ってくれとも言いました。
できるはずがない。
代車が来て、グリルを確認した。
新車の納車を引き取り、そのまま車屋の友人のところへ架装のために持ち込むと、友人が気づいたグリルのヘアラインクラックのような傷。新しいパーツを取り寄せても同じように傷があり、
営業マンが納車前のディーラーにある新車3台と、ショールームの展示車も確認すると全ての車が最初から傷物だったと報告を受けた。その新車、ユーザーにここに傷がもしくはクラックがあると説明して納車するのかと尋ねたら黙って答えなかったが、そのまま黙って納車したのだろう。
最初からケチがついているとは思ったけど、きっと全国どこのデリカを見ても傷を見つけることになるだろうと思います。
返金や交換も求めていない。自分が選んだ車が、自分に納車された車が、たまたま悪かったのでしょう。
メーカーが、1%もしくは0.01%の確率で起きた故障と言ったとしても僕のデリカはこの世に1台しかなく、
それはユーザーにとっては100%なのです。
安い買い物でもありません。金額の安い高いでもない。
好きで買った車が故障して、こんな対応しかできないメーカーを選んだのも自分です。
もし、僕がデリカをこの先乗っていたなら、今回の件でディーラーもメーカーも真摯に受け止め、100%の対応してくれたと思って欲しいです。
僕は既にディーラーには返金は必要ないので車だけ処分してくれと伝えました。
お金よりも命の方が大切です。