ボート釣りを始めるまでは釣具メーカーのサイトで船ロッドなるカテゴリーを開くことなど全くなかったのですが、購入してからまだ使ったことも無い、
「ダイワ ゴウイン 落とし込み」ロッドに続き、アナリスター 瀬戸内タイサビキを購入してしまった。
このゴウインについては、以前に書いたブログを引用します。
ゴウインを購入して感じたこと
センターカットツーピースやAGSなどダイワの商品ページに記載されている内容はそれらを除けば上位、下位モデル共に大差を感じない。実際にロッドを手にし触ってみるととても良い印象を受けるの一言でどちらかと言うとコストパフォーマンスが高いと感じた。
軽い重い、太い細い、などの言葉だけでは言えないが、僕が購入したS-215Rは全長215mm、重量255g、カーボン含有率54%、定価49500円(税別)と安くは無いが熱中して買い揃えたバスロッドと比較すると安価に感じる。
アナリスター 瀬戸内タイサビキについて
変わってアナリスター 瀬戸内タイサビキは、
対象魚、釣法に対する徹底した分析(analysis)をもとに、最も使いやすく対応力の高い専用ロッドを提案するシリーズ「ANALYSTAR(アナリスター)」シリーズ。本作は、瀬戸内海の小豆島や笠岡諸島・芸予諸島を中心に楽しまれているサビキ仕掛けを用いたマダイ釣り、いわゆる鯛サビキに特化した専用ロッド。DAIWA
サイト表示の配列からして中級クラスのロッドと言えるのだろうが、
さらに安価だと感じてしまう。
AGSやセンターカットでは無いが、逆に言うと価格差はこれらの違いによるものだと思える。
高感度グラスソリッド穂先
LDB~KWガイド
ブランクタッチシート
金属ナット&ゴールドリング
X45
飾りの部分もあるが、それもロッドには必要な要素。
これらのウンチクがどれほどまでに釣果に差が出るのかは不明ですが、サビキを利用する釣りだからと安易に考えているのではなく必要充分なスペックと思える。
しかも価格は29600円(税別)で、購入した価格は値引きやポイントを加味すると17000円(税込)ほどで購入できた。
同時期に悩んだロッド
冬が近づくにつれて風波が強くボートを沖に出せないのならと、
タイサビキにも興味を持っていたが、湾内でもできるメバル釣りもやりたいとアナリスター 瀬戸内タイサビキに決めるまでには色々と考えた。どうせなら2本とも買ってしまおうと某ネットショップのカートに入れたままにしていたこともある。
ついでに同じアナリスターシリーズの全長が短いロッド・アナリスタータイサビキも選択肢に入っていた。
まずは穂先の先径と錘負荷。瀬戸内は水深が浅いので錘は25-30号ぐらいと聞いた。瀬戸内タイサビキもアナリスターメバルもカタログ数値の範囲内にあるので問題はない。当然のことだがメバルロッドの方が穂先は細く柔らかく、感度も重視したい。想像できるのはタイサビキ用はグラスの穂先なのでベロンベロンで感度は悪いであろうと思える。
瀬戸内でのタイサビキいわゆるチョクリと言う長いサビキを用いることは自分の釣りの中では想定していないけど、それでも3mぐらいのサビキを使用すればロッドの長さは長い方が有利と思える。魚を釣るたびに仕掛けが絡まりストレスは受けたく無いので短い方のアナリスタータイサビキは選択肢から外した。逆に長いサビキを使用するからと言って3m以上のロッドは操作しにくいと思えるのでダイワのロッドが僕の希望に一番近いと感じ、アナリスターを調べたがメバルロッドも2.7m、瀬戸内タイサビキも2.7mとは悩むところ。
どちらもできない訳ではなくメバルロッドで真鯛をかけるのもスリルがあり楽しそうと思えるのだが、もしも真鯛が複数ヒットした時を想像するとロッドが負けるだろうと、逆にタイサビキでメバルはできないことは無いが掛けても面白みは半減するだろう。
結局は専用ロッドなので2本必要になるのであろうが、メバルはロックフィッシュロッドの柔らかいのやら他の持ち合わせのロッドを流用することが可能だと考え瀬戸内タイサビキにすることにした。
実物を手にして
レッドとゴールドで飾られたグリップ部分は好印象でリールを取り付けていないがトリガーに指をかけても印象が良かった。
分割された2本を繋ぎロッド単体で持つとゴーイン以上に持ち重り感はあったが範囲内。
ティップがグラスということで曲げて見ると程よい硬さであったがチューブラーとは違い感度はやはり期待できるレベルではない。6:4調子なので小刻みにロッドを振ると磯ザオのようなベロンベロン感がゲームフィッシャーには違和感がある。
カンカンのバスロッドで言えばミドストロッドのような感じ。
このロッドでブランクタッチができることがどれだけ有効かは理解できないが見てくれウンチクには良い。
かなり辛めの評価に聞こえそうですが、コストパフォーマンスとゲームの点から言えば充分すぎるロッドと感じた。
後は実釣で30号程度の錘を使用して2.7mのロッドの操作感を体験して報告したいと思います。