今週はわくわくして牛窓へ
3月23日に投稿した、今回は師匠に同船させていただけることになったからだ。
29日午前6時すぎの当日、ライフジャケットをボートに乗せたままだったので予定の時間よりかなり早いがマリーナへ行き、
約束よりも1時間も前に車を止めて師匠を待つことにした。
漁協周辺を散歩していると日がのぼり始めた。奥に見えるのはホテルリマーニです。
穏やかで天気は晴れ、
とても気持ちの良い朝だった。
約束の7時半に師匠と合流して、
港を出港。先ほど歩いて見たリマーニを今度は船上から見てポイントへ向かう。
やはり朝はスターンに座っていると寒い。
ポイントに到着してスタート。
今日は新しく購入したインターラインロッドは使わずガイド付きのアナリスターにした。要領がわからないので短めの少しでも慣れたロッドの方がトラブルが無いように思えたから。
魚探には反応があるもののバイトは無く長い時間探ったが移動、
途中、違うポイントの地形などを教えてもらい、別の場所へ移動したが、あいにく潮がこの日はほとんど動かず魚の反応を得ることもなく終了した。
釣りは釣れた時だけが経験値が増すわけでは無い。
細かなことでも教えてもらえるだけで自分には大変勉強になった。
あわよくば、風が少しでもあってボートの流し方なども感じることができればと思ったが、風も潮も無い状態では可能ではなかった。
自動しゃくり機がどのようにロッドを動かしているのか、スピードやタイミングや、僕自身はしゃくり機を導入するつもりは今のところは無いが、
手でそれを真似て再現してみるための目からの情報もプラスだった。
釣果には恵まれなかったが、一つ言えることは「釣りに限らず、上手な人は動きに無駄が少ない」と言うことだ。何度も実践して無意識で無駄の無い動きができるように精進したいと思える同行だった。
ありがとうございました。
師匠と別れてマリーナへ、
相談事もあり、新艇を見せてもらえることに、
入荷したてのEX28C
そして、数年後には、
EX34
僕はフライングデッキは必要ないのでハードトップ仕様ですが、
かっこいい。
今のボートに夏に向けてオーニングを付けてもらうか思案中・・・
3月30日
小潮
今日は初のインターラインロッド1本だけを持ちマイボートでの釣行に夜明けと共に出港した。
デリカのライトバーを点灯させて準備を急いだ。なかなか良い写真だ。
ポイントへ向かう途中の日の出は格別で、動画や写真では伝えれない感動がある。
釣り人で良かったと思える瞬間でもある。
昨日、師匠と入ったポイントからスタートしたが、
全く昨日と同じで魚探には反応があるが何も起こらない。GPSでポイントを打っていたわけでは無いので、
周辺も魚探をかけてじっくりと探るが何も起こることは無かった。また潮が良い日に魚探かけをしてみたいと思います。
別の場所へ移動しても良い反応は無く、
やっとバイトしてきた魚は22センチの鯛だった。
8:55 am
これは今日も難しそうだと少し凹みながらリリースした。
その後、もう一箇所昨日行ったところに入るがここでも自分のテンションが上がらず場所を見切り長居することなく移動をしようと思ったが、
行き先に悩んだ。悩んだというか行くところが浮かばなかった。
大移動を決めてボートを走らせ止まった先で魚探をかけると、今までに見たことの無いような反応があった。
今回に限らず、陸で海図を見ているので、たまたまが奇跡になることがしばしばある。
すぐにリグを落としてボトムに着くと強いバイトを感じた。幸運なことに周りにはボートはいないので、明らかに真鯛の引きでは無い魚だと焦らずじっくりとやり取りをした。ハリスは3号、青物だと切られるなと思いながらドラグを調整し何とか取り込んだのはワラサ(メジロ)だった。
初ロッドでフロロ3号(12lb)のラインでよく獲れたと喜んだ。
ロッドパワーは無いものの、3.5mと長く6:4の胴から曲がるロッドが幸いした。
ボートを戻し魚探の反応は続いているので再度投入したが、
落とせば食ってくるお祭り状態だが魚影が濃すぎる。何度フッキングしても全て切られてしまうのだ。
ひどい物は6本針のうち5本が切られ、このサイズが数本もかかっていると根がかりしたかのように動かない。
ファイト中にどんどん軽くなり上のフックについていたのはスズキだけの時もあった。他のフックは全て切られていた。
ネットを準備したところまで浮いた魚は先に獲ったメジロより遥かに大きかったが、
魚が見えたところでラインがブレークした。
それでも、めちゃくちゃ面白い。
この切られまくる間、全く周りには誰もいないので、ぶん曲がったロッドとドラグ調整も含め面白いと連呼しながら楽しめたが、
まさかこんな事になることは想像していなかったので。鯛用の仕掛けは見事に全て切られて退散する事になった。
ジグでもあればと思ったが、これも経験で何があるかわからないのだから狙う魚以外の強い釣りができるリグを常に準備しておかないとなりませんね。
切られた仕掛けの一部。ほとんど針がついていません。
3月31日
長潮
前日にマリーナに戻り、社長がくれた6号ハリスの仕掛けを3本に切って、
落とし込み用のロッドに2号のPEで昨日のリベンジだと同じポイントへ向かった。
時計の針は6:13。
しかし、そんなに上手く行くはずは無い。回遊魚が一晩中ステイしていることは無かった。
反応は全く変わり何も魚探に映ることも無い。
場所を見切って移動して、あまりやる気が起こらないのでリグもそのまま流していると、師匠が現れた。
これは、こんなにだれていてはいけないと思い、インターロッドに急遽仕掛け直して流してみたが、やはりバイトは無く、
数十分後には師匠もどこかへ移動して行った。
もう一度、青物が回ってきていないか朝一のポイントへ移動してみたが反応なく、この日は終了することにした。
それにしても、昨日は良い仕事をしてくれたインターラインロッド。あのサイズを3号で浮かすことができたので特別なパワーは無いが充分に使えるロッドだと証明できた。長いけどそれほど重くも感じなかったので出番は増えそうに思う。
昨日はリールをバルケッタ・プレミアムにしていたが、この日は新品のソルティガICにしてみた。
巻き心地が素晴らしいですが、魚を掛けることができなかったのでドラグ性能は試せなかった。
それから、
暖かくなり一気に育った雑草たち、
草刈りをして、少し綺麗にしたところで帰路についた。