タイラバを始めたのがいつ頃からだったのかとFACEBOOKに投稿した写真をさかのぼると2008年の暮れにはステーサー400S Fに乗っているからきっと2009年ごろにボート屋さんが誘ってくれて船釣りに時々行きだし、その後にタニーさんと知り合って明石沖でジギングさせてもらい、明石のファーストフィッシュと書いた写真の投稿日付が2012年8月12日になっていた。太刀魚とタイを釣っているのでタニーさんのボートに乗せてもらった時だと思う。ロッドが写っていないからわからないけど多分、ABU SALTYSTAGE TaiRubber STC-642L70-KR FS-SPを擬似餌屋さんで勧めてもらったものを使用していると思う。生涯初めて購入したタイラバロッドがこれだから間違いない。
当時は、バス釣りばかり行っていたから船釣りは年に数回ほど、たまに隊長さんにも誘ってもらい加太沖に行ったり、もう10年以上も時間が経過したけど、まさか牛窓にマイボートを持つことなど当時は考えたこともなかった。
2012年8月のとある日 明石沖にて
牛窓から出港するようになり何もわからないまま次に購入したロッドが、
がまかつ LUXXE 桜幻 鯛ラバーR B60M-solid.Fで和歌山と違い水深が浅い小豆島沖では硬すぎる印象で2ヶ月後にはシマノ 炎月 リミテッド B70ML-S/LEFTを購入していた。
冬のタイサビキも練習していた頃なので炎月は実際1年間ほど使ってみて、やはり僕はティップだけソリッドを繋いだロッドよりフルソリッドの方が好みだと言うことに気づいた。
使い始めた頃は、ABUとがまかつのロッドよりティップが柔らかく食い込みが良いので獲れる魚は増えたように思う。ただ、同じMLクラスのアクションのロッドと比較してではなくあくまでもMアクションのロッドと比較しての話で通常60gのウエイトのタイラバを使っているのと加太沖で80gを使っていたのでは何もかも違う。
バイトを感じても巻き続ける釣りしか知らなかったので60メートルと30メートル以下の水深でバイトを感じてランディングまで持ち込む釣りは違いが大きすぎるように思えていた。
少し話が逸れるが、
若い頃は今のように情報が少なく釣り人が釣られている道具というか?
近年はSNSなどに投稿されている情報が多いのでメーカーに釣られることなく極端に言えば「なんでも釣れる」的な考えさえ増えてしまっていると思うし自分自身もそう思い多くの情報を見ないようにしていた。
しかし、この動画を見てショックを受けた。
タイラバに興味のある人なら知らない人はいない中井一誠さんの動画。
この動画は3年前に投稿されているから、自分が如何にガラパゴス化しているのかと言える。
それぐらい、僕は他人のエリア、リグ、テクニックなどを見たり聞いたりすることが少ない。
岡山の海に出ることになった時も牛窓近辺の危険な場所(隠れ岩とか)をニシナマリンの社長に教えてもらったぐらいで、それからは仕事中にパソコンの画面で海図を見て今週はこの辺りに行こうと決めると印刷してボートに持ち込んで西へ東へ移動ばかりしていた。誰かに聞く方が近道と言えるが僕の性分じゃないし、自分で自分のエリアやポイントを広げていきたい。
そんな頑固なところもあるのだが、な、な、なんと!動画で中井氏の釣りを見て大きな衝撃を受けたのです。
「え?タイラバって巻き続ける釣りじゃなかったの??」はてなばかりが飛び交い全く異次元だった。
炎月を使っていて少しづつ気づいていたことが動画を見て確信した。曲がるロッドが欲しいと思う自分の考えと全く同じことを動画の中で紹介されていたら、「そりゃ中井氏に僕も釣られてしまう」に決まっている。
N611MLB TGとN65LB TGのどちらにするかと考えたが実物に触れずネットでN65LB TGを注文した。
僕の購入を決定づける唯一の必要な情報は「柔らかい」だからです。N611MLBよりも柔らかすぎたとしても求めているものが「柔らかく、曲がるロッド」なのでショップに行く必要はないと思った。
この記事を書きながら、ワクワク、ムズムズしています。
早く使用して魚を掛けたい。
僕のようなド素人がインプレなどをしようとは全く思っていません。ただ、使って自分が考えていた釣りに近づいたのかは実釣してからここに書いてみたいとは思います。
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